【女性の冷え対策】アウトドアの知恵を自宅でも!あたたかさはインナーで対策すること効率的!

今回の記事は、アウトドアの知恵から、女性の日常生活の冷え対策について考えました。
女性が体を冷やさずに快適に過ごすには着方の工夫もあるのではないか?

アウトドアでは冷え対策がとても重要です。
とくに登山では、衣服の着方を『レイヤリング』といいます。
テクニックのように考えられています。

うちでは、妻が「寒い寒い」とよく言っていました。『なぜ保温しないのかな?』と思っていたのですが、保温の仕方がわからなかったようです。

冷え性の妻に、あったかインナーを買ってみました。
女性は多少オーバースペックでも良さそうです。あたたかく生活できることがすごくうれしいようで、気分も違いそうです。

 

アウトドアの知恵 レイヤリングについて

アウトドアでは、衣服の機能がきちんと発揮されるように着方(重ね着の仕方)があります。逆にいえば、着方を間違えると衣服の機能が台無しになってしまうんです。

保温自体はいろいろな方法でできると思うのですが、『一番大事!』といわれているのが、実はインナー(ベースレイヤー)なんです。
汗を素早く吸収して外に発散、『吸湿』『速乾』『保温』『防臭』などたくさんの機能が薄い生地に盛りだくさん。
すごいんです!

レイヤリングの基本は、その上に
『行動着』『保温着』としてミドルレイヤー 。
『雨風をふせぐため』のアウターレイヤー。
という順番で重ねていきます。

 

日常生活でもベースレイヤーを!

インナー(ベースレイヤー)で保温することは日常生活にも活かせます。(僕は冬ライフスタイルの中でインナーを着ています)
すごくメリットがあります。
保温するあたたかさは当たりまえのことなので、それ以外のメリットをご紹介。

1、動きやすい
日常生活でも家事作業やお仕事など、なんだかんだと動くことがあります。
寒くて重ね着をしすぎると、動きにくくなります。
動きにくいと疲れてしまうし、楽しみも半減。アウトドアのインナーはそもそも行動するために作られているので動きやすい。

2、汗冷えしない
寒い日でも何か作業をしていたり、外出して暖房の効いたあたたかい場所から寒い外に出たり、汗をかいて冷えると体の芯まで冷えてしまいます。
より一層寒く感じるかも。
登山のインナーはそれに対応しています。
汗ばんで気持ち悪くなることも軽減。
寒暖差にも強い。

3、防臭効果
汗をかく前提で作られているので、防臭効果もあります。(登山は山の上で宿泊することもあるので)気にならなくなります。

4、素材が丈夫なことが多い
リュックを背負うなども想定しているので、生地も丈夫です。

5、外出しやすい
家の中ではインナーともう1枚くらい、外出する時はアウターを着るだけとか、着替えも楽です。

 

女性の冷え対策は重要!男性よりも

女性が暖かくしたほうがいい理由の一つに、男性よりも血管が細いので手足が冷えやすい。子宮やお腹を冷やさない方がいいという身体的な理由があります。

熱をつくる筋肉の量も男性よりも少ないので、同じ環境にいるなら女性のほうが寒がりかもしれません。
熱がりな男性と寒がりな女性。女性の方が寒さ対策は大事な気がします。

そして、女性は自律神経の問題も出やすいので、体温の調整などは男性よりも苦手なことがあります。

妻がインナーを変えてから気づいたことなのですが『女性は冷えると機嫌が悪くなりやすい』ということ。
寒いと「イライラする」「寂しい感じがする」「助けてほしい」とか、そういう感情をいだきやすいのではないかと思うんです。

家族で一緒に過ごすときに心地いい環境づくりを考えるのも方法かなと、、。インナーを工夫することはその方法のひとつにもなりますね。

 

デザインってどうなの?

今のインナーのデザインってすごくシンプルのものが多くて、見た目も変じゃないんですよね。女性もファッションとして気にならないんじゃないかな。

基本的にインナーだと目立たないので、上に重ねる服も自由にしやすいというメリットもあると思います。

生地も薄いのでゴワゴワすることもないです。

女性用はシルエットがあるものが多いです。

女性の日常はメリノウールで保温

女性の行動や代謝を考えると、日常生活でのインナーとしてオススメなのはメリノウール です。保温力が優れているのと、化繊よりも柔らかい質感でしっとりとしています。見ためもスポーティーではなくて自然。
アウトドアだけでなく、日常生活を快適に過ごすためにも本当にいい素材だと思います。

もう一つの種類として『化繊』もあります。メリノウール に比べると生地はさらに丈夫かな。そのぶん少し生地はかため。保温力もすこし劣ります。

あたたかさの質もメリノウール がホワっとやわらかくあたたかい感じで、化繊はガシッとしたあたたかさです。

『メリノウール 』と『化繊』の特徴

  • メリノウール は、「保温」「着心地の良さ」「臭いがしにくい」
  • 化繊は、「速乾性」「耐久性」「通気性」にすぐれています。

メリノウール保温インナーのおすすめポイント

少しだけメリノウール のいいところを挙げてみます。

  1. 軽い
    保温インナーは保温性があるのに軽くて動きやすいです。
    上着で保温しようとすると衣服が重たくなりがちです。
  2. シンプル
    上着を着るとあまり見えないのでファッション的に気になりにくいです。服装によって少しだけ見えますが、シンプルな感じだと邪魔しません。
  3. 暖かくて機能的
    『暑い』というよりも『身体の芯を温める』という感覚です。さらにメリノウール は汗をかいても暖かさを保ってくれます。(そこが化繊と少し違うところ)
  4. 家事をしやすい
    元々動くために開発されているので、動きやすいというメリットもあります。袖も広がっていないものが多いです。手元の作業がしやすい。
  5. 洗いやすい
    洗濯をしてもすぐに乾きます。これは意外と便利。
  6. 着心地がいい
    すごく肌触りが良くて、質の良いものは全然チクチクしません。柔らかくてしっとりとした感じで着心地がいいです。
  7. 丈夫
    基本的にはアウトドアのメーカーのものであれば丈夫にできています。日常で過ごすにも十分な耐久性があります。

『化繊』素材は、速乾性に優れているので、すごく汗をかく運動に向いています。メリノウール よりも耐久性があります。

日常生活ではそんなに汗をかいたり、運動することが少ないので、メリノウール の良さが生活場面では合っている気がします。(化繊もすごくいいですけど、、。)

 

妻はどう着ているのか

妻ははじめ「いらない」と言っていました。でも、『絶対にいいよ!』といって勧めた感じです。
生地が薄いので、金額に見合うだけ保温できるのか?おそらく半信半疑だったはず。。

いざ、生活していてどうなったか?

家の中でも外でも毎日着ています。快適すぎて他のが着れなくなったようです。
1着しかないのに毎日着ていて、どうやってルーティン化しているのか聞くと「すぐに乾くから洗濯したらすぐその日に着れる」と言っていました。

はじめの1着は、秋と冬は毎日着ていて寝ている時も着ていて2年くらい持ちました。その後はもう少し厚手のものに買い替えて今も愛用してます。
(もう1着あってもいいのに、、)と僕は思うのですが、、。

 

オススメのインナー これを着れば間違いない

質の良いメリノウール のメーカーを3つご紹介します。ひとまずこのメーカーであればまちがいないかと、、。

icebreaker

メリノウールといえば『icebreaker』ウール製品しか作っていません。ウールへの強いこだわりと自然環境に負荷をかけないように自然の仕組みから探求しています。

smart wool

icebreakerと並ぶメリノウール ブランド。天然素材ならではのナチュラルな着心地で、快適さ・フィット感・耐久性にも定評があります。特にソックスは種類が多くてデザイン・機能も優れていて人気です。

patagonia

言わずと知れたアウトドアメーカー『パタゴニア 』いつもどんなフィールドの製品もクオリティが高くファンも多いブランドです。

その他にも、保温インナーはたくさん出ていて、今は安くていいものたくさんありそうです。

 

まとめ

いつもそれほど意識にのぼらない当たり前になっているものほど、より身近にあるものかもしれません。家族や友人もそうです。衣服もアンダーウェアはそういったものかもしれないです。
身近なものを快適に!