『スキーとスノーボードのグローブって違うのかな?』
スキーとスノーボード両方やりたい人もいると思うんですよね。
これからはじめる人もいるかもしれません。
どんなグローブを選んだらいいのか?
今回の記事は、
○グローブの選び方
○どちらにも使えるグローブはあるのか?
僕は、幼稚園〜高校を卒業するまでスキーをしていました。今はスノーボードをしています。
(そして、昨年から再びスキーもはじめました)
どちらも長く経験があるので、体験をもとにグローブの違いを書いていきます。
今はグローブをスキー、スノーボード兼用で使っているので、兼用できるグローブもご紹介します。
スキーとスノーボードのグローブに違いあり
スキーとスノーボードのグローブは、選び方に違いがあります。
その理由は、手の使い方に大きな違いがあるからです。
- スキー → ストックを握る
- スノーボード → 手は握らない。バランスを取るため
スキーはストックを握りやすいかが大事になってくるし、
スノーボードは握りやすさは必要ありません。
そこが1番の違いです。
スキーってずーっとストックを握っていますよね。場合によっては力を入れて支えることもあります。強い力がかかることも。握る手って意外に大事です。
ストックは持ち手の形が握りやすくなっていますが、握りにくいグローブだと手が疲れます。
変に力んでしまうと快適に滑れない、、。
スノーボードは基本的に手はバランスを取るため、または表現として使うので、握りやすくなくてもいいかなと。
しいていうなら、、ビンディングを調整しやすければいい。
(ハイクアップまた違いますが、、。)
グローブの選び方
スキーもスノーボードもグローブを選ぶときに共通しているのは、冬のスポーツだということです。
冬なので、『防寒』『保温』『防水』『撥水』
スポーツなので、『透湿性』蒸れないほうが快適。
あとは『耐久性』かな。長く使いたいし、ボロボロになると機能が落ちてしまいます。
あまりにも安いグローブだと、手が凍えて楽しむどころではないし、子供だと滑る前の準備がしにくいとか、はじめたばかりだと楽しくないイメージがついてしまうかもしれません。
(手がかわいそうになっちゃう、、)
スキーグローブの選び方
握りやすさと、保温性のバランスが大事です。
『握りやすさ』を考えると、ブカブカしていると動きにくいので、ある程度フィットしているほうがいい。
『保温性』を考えるとゆとりがあったほうがいい。
スキーグローブの方が「選ぶのがシビアだな」と感じます。
スキーグローブの特徴は、ナックルとフィンガーにパッドがあるグローブもあること。レーシングなどをするには必須です。
手首のカフもタイトにフィットしている方がずれなくて向いています。
スキーグローブの選び方のポイントをあげていきます。
ポイント
- グローブのサイズ選び
- グローブの形
- スキーの滑り方に合わせて
この3つがポイントです。
サイズ選び
基本的には2つを計測します。
- 『手長』手首のシワの部分から中指までの長さ
- 『掌回り』親指の付け根から掌を一周した周囲
グローブは少し余裕を持たせることで、中に空気が含まれるので暖かく保温されます。指先よりも1cmくらい余裕を持たせるのが一般的。
このサイズ感が大事ですね。大きすぎず、小さすぎず。
手袋はブランドによってサイズ感や素材に違いがあるので、本当は履いてみるのが一番いいです。
情報を集めて自分で計測してみてください。
グローブの形
グローブには3タイプあります。
- 5本指タイプ
- 3本指タイプ
- ミトンタイプ
スキーで一番おすすめなのは5本指タイプ
指を自由に動かせるので、ストックが握りやすく、スキーの持ち運びも楽にできます。
3本指タイプは保温性と動かしやすさが両立しています。
親指、人差し指、他の3本、に分かれているグローブ。インナーは5本指に分かれています。
後述しますが、スキーとスノボードを両方したいなら、この3本指が兼用しやすいです。
ミトンタイプは保温性を求める人に!
親指、他の指。指がまとまっているので暖かいです。寒がりな人に向いています。操作性が悪くなってしまうのでスキーにはあまり向かないです。
スキーの滑り方に合わせて選ぶ
スキーの滑り方に合わせてグローブを選ぶこともゆくゆくは必要かもしれません。
レーシングやアクティブなスキーではナックルとフィンガーにパッドがある方が向いています。
スノーボードグローブの選び方
スノーボードのグローブの選び方は自由。ミトンもありです。
これは本当に好みがわかれるのかなーと思います。
握りやすさ、操作性はスキーのように求められないので、グローブの機能と使いやすさで選ぶのがいいかと思います。
最低寒くなると最悪なので、
防寒・保温・防水・撥水・透湿性・耐久性
これらの機能を重視したらいいです。
オーバータイプとアンダータイプ
スノーボードでは手首のところ(袖口)のかたちで、ウェアーの袖口ごとグローブに入れるオーバータイプと、袖口の上にウェアーをかぶせるアンダータイプがあります。
- オーバータイプ
グローブの袖にドローコードがあって、絞ることで雪の侵入を防ぎます。インナーグローブの上にウェアー。ウェアーの上にアウターグローブになるので、休憩でグローブを外してもウェアーの袖をかぶせるという手間がいりません。 - アンダータイプ
アンダータイプは手首のところがわりとタイトで、グローブの保温性も保ちやすいです。
最近はスマートフォンを操作するために、ジッパーを開いて手を出せる形もあったりと、自分のスタイルにより適したもの、便利なグローブがきっとあります。
>> HAND OUTのグローブ【レビュー】ヘストラのグローブと比較
スキー、スノーボードどちらにも使えるグローブ
スキーとスノーボードで兼用することに違和感のないグローブもあるのでご紹介します。
ヘストラ スリーフィンガー フル レザー【HESTRA 3-Finger Full Leather】
ヘストラのグローブは長年愛用できるとても評判の良いグローブです。
スキーヤーもスノーボーダーも愛用している人が多数います。
3本指タイプのグローブで動かしやすさと暖かさを両立していて、耐久性もあります。使い込むほど手になじんできます。
すごく長持ちするのでコスパも逆にいい。
僕も長年愛用していますがスキーにもスノーボードにも向いて、本当にいいグローブです。
ヘストラのグローブをレビュー【誰もが認める評判のグローブ】スノーボード初心者の感想は?
インナーは5本指にわかれているので、操作感覚が良く、スキーのストックを握りやすいです。
取り外し可能で、単体で洗濯、乾燥ができます。
2017-2018モデルから3-FINGER FULL LEATHER SHORTもラインナップに加わりました。
カフの部分がさらにシンプルになり、ウェアをかぶせやすくなっています。よりストレスが少なくなりましたね。
まとめ
スキーとスノーボードはグローブの選び方が違います。
- スキー → ストックを握る
- スノーボード → 手は握らない。バランスを取るため
スキーでおすすめのグローブは『5本指タイプ』
握りの感覚が良くて操作がしやすい。
または『3本指』です。
スノーボードはどの形のグローブを選んでも良い。
より素材や機能で選ぶのがいいです。
兼用できるグローブでおすすめなのは、
ヘストラ スリーフィンガー フル レザー【HESTRA 3-Finger Full Leather】
『防寒』『保温』『透湿性』『耐久性』全部優れていて、握りの感覚もよく、スキーにもスノーボードにも適しています。
手先が冷えると楽しめなくなってきます。
快適なグローブで、最高に楽しんでください。
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