HAND OUTのグローブをレビュー【グローブを脱がずに作業ができる】使い勝手がNo1のグローブ

グローブの着脱がめんどうに感じたことはありませんか?

『ゲレンデでスマホを操作したい』
『カメラの操作や出し入れをする』
『スキーに子供と一緒に行くと作業を手伝うこともあるし、寒い中待っている時間もある』

そういったときにおすすめなグローブがあります。

『HAND OUT のグローブ』です。

 

昨年ゴンドラの中で、チャックを開けてスマホを操作していたのですが、「それ便利だね。どこに売っているの?」と話しかけられました。

 

ゴンドラやリフトの中でスマホを操作したいときや、ちょっとした作業をするときって誰でもありますよね。

HAND OUTのグローブを使うと、グローブを脱ぐわずらわしさから解放されます。

 

1年使ってみましたが、さまざまなシュチュエーションに対応してくれるグローブで、手が冷えることもなく、とても快適です。

使ってみて良かった点が多いので今回ご紹介しようと思います。

HAND OUTグローブの特徴

HAND OUTのグローブの1番の特徴は
『必要な時に手が出せる』
ことです。

ゲレンデではけっこう頻度が多くて、すごく便利です。

使ってみて感じたことは、ただ手が出しやすいだけではないということ。
手を出した時に作業がしやすくて、ある程度あたたかさも保ってくれるんです。

  • 手が出しやすくて、しまいやすい
  • 手を出した時、グローブが邪魔にならない
  • 手を出しても寒くなりにくい

そんな特徴がありました。

手が出しやすくて、しまいやすい

まずひとつめは、手の出しやすさです。

 ジッパータブがついていてスムーズに開け閉めできる

ジッパーがひっかけやすく、チャックの引っかかりもなくて、簡単に開け閉めができます。

グローブは湾曲しているので、「チャックは開けにくいかも?」と思っていたのですが、まったく心配ありません。全然引っかかりません。

しかも、ジッパーの耐候性がすごく高いようで、閉めていると全く寒さを感じないし、濡れてもきません。

 

手を出した時にグローブが邪魔にならず作業しやすい

グローブが大きく開いて折れてくれるので、作業する時に邪魔になりません。
甲の部分は隠れているのですが、てのひら側は手首の近くで折れてくれます。
てのひら側には大きく広いスペースができるんです。

グローブ自体がガバッと開きます。「手を出す」というよりも、『グローブが折れる』という感じです。
作業がしやすいです。

ジッパーが大きく開くこと

親指の根本までグルッと回るようにジッパーがついています。

 

手を出してもある程度あたたかい

これはちょっと意外だったのですが、ジッパーを開いて手を出してもある程度あたたかいんですよね。
おそらく、手首がホールドされていてあたたかさを保つこと。
甲の部分にはパッドがあって肌からあまり離れないようになっていること。

これもおそらく計算して作っているんじゃないかな。よく考えられています。

素材自体もしっかりと防寒をしてくれます。

HAND OUTのグローブ。こんな人におすすめ

特におすすめしたい人をピックアップしてみます。

  • スマホを操作する頻度が多い人
  • 写真の撮影をする人
  • 子供と一緒に遊ぶとき

 

スマホや撮影のときはグローブの着脱頻度が多くなるので、そういった人には特におすすめです。すぐにグローブから手が出るので楽。
ストレスが軽減します。

子供と遊ぶお母さんとかお父さんにもおすすめできます。
子供の道具を直したり、リュックから何か出すときにグローブをいちいち脱がないくていいです。
子供が遊ぶのを待っているときもグローブはすごくあたたかいし、最高。

 

 

グローブとしての機能もクオリティーが高い

肝心のグローブとしての機能もクオリティーは高いです。想像以上でした。

保温性

僕は『PRO GLOVE プログローブのミトン』を使用しています。
気温『−5度』『−7度』の日にも全く冷えなかったです。
冷えないどころかすごくあたたかかったですね。ジッパーの部分もまったく冷えません。

防水性

1年使用しましたがまったく滲みてきませんでした。防水性もしっかりしていると思います。
ジッパー部分も防水機能が高いです。

透湿性

グローブだけだと、あたたかい反面少しだけ蒸れを感じました。
僕は対策として、薄いインナーグローブを使用。
インナーがあると、グローブを開いたときに直接手が外気に触れないのであたたかさを保つことにも役立ちました。
インナーグローブは別で買うのがおすすめ。

こんな感じでスマホの操作ができて、手にフィットした薄手のものが合っています。

ぼくはバートンを使っています。

 

その他の多彩な機能

その他にも、ちょっとした気の利いた機能があります。

● グローブの中に小さいカイロが入るポケット

 

 

● 手首の外側にはICのリフト券が入るポケット

 

 

● 手首には伸縮性のあるベルトで程よく固定

ちょっとした機能ですが嬉しいポイントです。

特に手首のベルトは伸縮性があって外気が入らないし、グローブがほどよく固定されるのでいい感じです。

 

HAND OUTのグローブ。デメリットは?

デメリットは正直あまりないです。
探すなら…という感じですが、いくつか挙げるとすれば、

  • グローブを開いた時に雪が入る可能性
    雪がつくような素材ではないので、気になったことはありません。
    開ける前に雪をほろえば問題ないと思います。
    でも開いた時にグローブ内に雪が入る可能性はなくはない。
  • ヘストラグローブと比べると蒸れを感じた
    ヘストラと比較しても−7度くらいでは保温性の違いは感じませんでした。どちらもあたたかい。
    ただ、ヘストラのときには感じたことのない蒸れを少し感じました。ミトンは指同士がくっつくので仕方ないのかも。インナーグローブである程度は解決しました。
  • インナーが取り外せないので洗えない
    グローブの内側は取り外せないので、簡単には洗えません。
    薄いインナーグローブがあると清潔を保ちやすいです。

 

あとはカラーバリエーションがそれほど多くありません。ブラック系のカラーが多いですね。

 

スノーボードならミトンがおすすめ

HAND OUTグローブの特徴
『ミトンのあたたかさ』と『作業のしやすさ』を両立できます。

 

グローブのタイプ

  • 『PRO』レザーのタイプ。真冬も暖かい。
  • 『SPORT』春先の使用や気軽に使いたい人に良さそうです。金額もPROの半額くらい。
  • 『LIGHTWEIGHT』もっと気軽な感じ。カフ(手首)が短い。

 

主にこの3種類ですね。

形状は5本指よりもミトンの方が手を出しやすいし、便利です。
スキーの場合はストックを握るので、5本指も選択肢に入るかなと、、。

 

ヘストラ 3-Finger Full Leatherとの比較

グローブ全体の質や機能に関しては、やっぱりヘストラ【HESTRA】3-Fingerのほうが上かなって感じます。

でも、HAND OUTグローブは使い勝手がすごくいいので、
スキー場の使用が主だったり
スマホやカメラを操作するかもしれない人
家族で一緒に行く人は
HAND OUTグローブ の方が向いているんじゃないかな。
超便利なんですよね。

サイズ感は、僕はヘストラの『7』、
バートンはM/L サイズを使用しています。

HAND OUTのグローブなら『M』が良さそうです。
(Lにしたら少しサイズが大きかったです)

HAND OUTのグローブは経年変化をまだ感じていないので、ヘストラと耐久性は比較できていません。
また、何か気づいたときに記事にしたいと思います。

ヘストラのグローブをレビュー【誰もが認める評判のグローブ】スノーボード初心者の感想は?

 

まとめ

HAND OUTのグローブは、ファスナーを開けて手を出すという行為が、すごくラクにできるグローブ。
グローブとしてのあたたかさや質もすごく良い!

  • 手が出しやすい!
  • 手を出した時、グローブが邪魔にならない!
  • 手を出してもある程度あたたかい!

ファスナー付きのグローブはありますが、その中でも本当に考えてデザインされた、いいグローブです。
手を出して作業をする時のことがきちんと考えられている。

あたたかさだけでなく、すごく便利なグローブで、ここまで両立されているのってないんじゃないかな?
グローブに関してのさまざまなストレスがなくなって快適になります!